「クマザサ」という植物をご存じでしょうか。
そう、パンダが食べているあれです。
パンダだけではなく、冬眠前後のクマも食べているそうです。
冬眠前後のクマが食べるということは、それだけで栄養価の高さが伺えますよね。
ここでは、そんなクマザサの優れた栄養価について調べてみたいと思います。
クマザサは野菜ではない
クマザサは、イネ科ササ属の植物です。
－20℃～－30℃でも枯れない、強い生命力を持っています。
植物なのに、アミノ酸を豊富に含んでいることも特徴です。
クマザサは冒頭でもお話ししたようにパンダやクマがエサとして食べています。
少なくとも日本では、クマザサが食卓に並ぶようなことはありません。
クマザサは野菜ではないので、当たり前と言えば当たり前の話です。
最近では、クマザサは青汁の原料として使われることも多くなりました。
青汁といえばケールや大麦若葉などを原料としているものが主流ですが、クマザサの栄養価の高さから青汁に使われるようになったのです。
クマザサの栄養を摂るなら、今は青汁で摂るのが一番でしょう。
クマザサの青汁はケールのような青臭さもなく、口当たりもまろやかで飲みやすいと評判なんですよ。
笹団子のような香りを楽しむことができます。
クマザサの栄養素
クマザサは栄養価が高いと言いましたが、具体的にはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- 葉酸
- ナイアシン
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンK
- カルシウム
- 食物繊維
- 鉄分
- 葉緑素
- クマザサ多糖体
ビタミンやミネラルを多く含むことが分かります。
日本人の普段の食生活では不足しがちな、食物繊維やカルシウム、鉄分まで含んでいるなんて驚きです。
まさに「日本人のための植物」と言えるのではないでしょうか。
クマザサが身近な食べ物であれば、足りない栄養素を簡単に補うことができそうです。
細胞分裂の促進や血液を作るために欠かせない葉酸は、クマザサ100gあたり280μgも含んでいますし、鉄分は3.7mg含まれています。
葉酸のようなビタミンB群は、「仲間と一緒にいることで力を発揮する」タイプのビタミンです。
同じ仲間であるビタミンB群と一緒に摂ることで、体内でしっかりと働けるようになります。
クマザサには葉酸以外のビタミンB群や、ビタミンCも含まれています。
ビタミンCは体内で葉酸を活性化する働きがあります。
葉酸の働きを活かすために、クマザサは最高の植物であるといえます。
クマザサの効果
では、クマザサにはどのような「いい効果」があるのでしょうか。
- 血圧抑制
- コレステロールの抑制
- 胃の炎症改善
- 口臭改善
などにくわえ、ビタミンB群が含まれていることから脳の発達や神経の発達・アトピーの予防改善・ストレスの解消などにも効果を発揮します。
少し詳しく見ていきましょう。
クマザサには葉酸が豊富に含まれることから、「血液を増やして血行をよくする」効果が期待できます。
葉酸に直接血圧を下げる効果はありませんが、血行が良くなって血管を拡張することで、血液の流れがスムーズになります。
流れが滞ることがなければ血管に圧力もかかりませんから、血圧が上昇するのを防げるというわけです。
このことから、葉酸を含むクマザサは生活習慣病の予防効果が非常に高い栄養素であるといえます。
また、葉酸の働きはそれだけではありません。
脳の細胞や神経細胞の修復にも関わっています。
もともと葉酸はDNAを合成して、細胞分裂を促す働きがあります。
私たちの体はすべて細胞から作られています。
それは、脳や神経も例外ではありません。
脳細胞や神経細胞の修復も促しますから、認知症の予防や改善にも効果的なのです。
実際、葉酸をしっかり摂っていた人は認知症のリスクが減少したという研究データもあるほどです。
認知症が心配な高齢者はもちろん、認知症になりたくない人も積極的に摂りたい成分です。
クマザサ多糖体とビタミンCによって免疫を高めることもできますし、クロロフィル(葉緑素)には消臭効果もあります。
こうしてみると、クマザサは本当に栄養価が高く、健康効果に優れているのだといえますね。
クマザサの栄養を摂るためにはジェル青汁の「美感青汁」
クマザサの栄養を無駄にすることなく摂るためには、生で食べるしかありません。
しかしそれは無理な話です。
私たちはパンダやクマではないので、クマザサを生で食べることはできません。
クマザサが主成分の青汁を選んで飲むことが一番簡単ですが、葉酸やビタミンCなどは加熱処理によって大半が失われてしまいます。
水溶性ビタミンは熱に弱いためです。
とはいえ、クマザサの青汁は栄養価が高いことに変わりはありません。
ジェル青汁の「美感青汁」は、クマザサをメインにした今までにはない新しいタイプの青汁です。
クマザサの栄養を摂りたいのなら、ぜひ美感青汁のようなクマザサをメインにした青汁を選んでみてくださいね。
