赤ちゃんがほしいのになかなかできない…。そんなふうに悩んでいる人は多いです。
特に近年は晩婚化の影響もあり、そもそも妊娠を望む年齢も高くなっているのです。
年齢も、妊娠しにくくなっている人が増えている原因の1つではあります。
しかし、それだけではありません。不妊で悩む人には共通点があります。
それは、「基礎代謝がガタガタである」ということ。
通常、妊娠しやすい女性というのは「基礎代謝がきれいな2層に分かれて」います。
女性は生理の周期に応じて、低温期と高温期というのがあります。みなさんもご存じですよね。
赤ちゃんがほしいと思ったら、排卵日を知るためにも基礎体温をつけることから始めましょう。
基礎体温をつけ始めると、自分のホルモンバランスの乱れを知ることができますよ。しかし、基礎代謝がガタガタなままでは、残念ながら妊娠することは難しいと言わざるをえません。
ここでは、妊活中の女性におすすめの栄養素である「葉酸」に、基礎体温を上げて安定させる効果があるのかどうか調べてみたいと思います。
妊娠しにくい基礎体温の特徴
まず、妊娠しにくい基礎体温とはどのような基礎体温なのでしょうか。
グラフが2層に分かれずガタガタしている
低温期が3週間以上など長い
高温期が36.5℃前後など低めである
今までの戦歴
2016.4〜
基礎体温測り始める
排卵サイクルを判断しようにも、基礎体温ガタガタ過ぎて分からず2016.6〜
排卵チェッカー導入
葉酸サプリ飲み始める2016.7⇦NEW!
ブライダルチェックをようやく受ける
食事に気をつけ始める— 321@1人目妊活中 (@_321705) July 4, 2016
このような基礎体温の人は、残念ながらスムーズな妊娠は難しいです。しかし、あきらめないでください。
このままでは妊娠しにくいというだけであり、「絶対に妊娠できない」というものではありません。
基礎体温がガタガタなのはホルモンバランスが乱れていることが原因ですし、低温期が長いのはエストロゲンの分泌がいまいちだからです。
高温期が低めなのは、血行不良や冷え性などが原因として考えられています。
つまり、これらの原因を解消していけば基礎体温は正常になり、妊娠しやすい体質になれるということなのです。
基礎体温を上げるにはなぜ葉酸がおすすめ?
基礎体温を上げるためには、妊活中に欠かせない栄養素である葉酸がおすすめです。それはなぜなのでしょうか。
葉酸は、ビタミンB12とともに赤血球を作る手助けをし、血液を増やす働きがあります。
そのため、葉酸とビタミンB12は造血ビタミンとも呼ばれているんですよ。
血液が増えれば、基礎代謝がよくなります。すると卵巣や子宮といった臓器の働きもよくなり、本来の仕事をまかなえるようになるのです。
また、血液が増えることで代謝のリズムが安定します。基礎代謝が上がれば、当然体温も上昇します。
妊活の基本中の基本である「からだを暖める」ということは、妊娠しやすいからだへと近づくための第一歩でもあるのです。
高温期が短い(2週間未満)であることも、もちろん不妊の原因になります。ホルモンバランスを整えることで、高温期が短いのは改善していきます。
葉酸を摂ればすぐに基礎体温が上がり安定するということはありませんが、徐々に安定してくると思います。
不妊中は、7年続いた。子どもを授かることがこんなに難しいなんて、誰も教えてくれなかった。ルイボスティーを飲んだり、生活習慣を見直したり、朝起きて日を浴びる生活を心掛け、基礎体温も測ってみた。あと、葉酸サプリを購入して飲んでみたり、妊娠検査薬だけでなく排卵日検査薬も購入した。
— 看板を背負うな! (@forgivenessHU) March 6, 2016
不妊の人は高温期が短く低温期が長い
不妊の人の多くは、基礎体温をグラフ化すると「高温期が短く低温期が長い」という特徴があります。
この状態になっている人は、女性ホルモンの1つである「エストロゲン」の分泌が悪いことがあげられます。
女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの分泌量やバランスが整っていないため、基礎体温にも影響がでているのです。主にエストロゲンの分泌が少ないことが原因です。
葉酸は、卵胞の働きをよくする効果があります。卵胞というのは卵子を入れておくもので、卵胞が育てば卵子も育ちます。
つまり、質の高い排卵ができるということ。卵胞が育つと、卵胞ホルモン、すなわちエストロゲンの分泌も盛んになります。
エストロゲンは、卵胞から分泌されるホルモンなんですよ。エストロゲンの分泌が盛んになれば高温期も長くなりますから、「質の高い排卵」を促すと同時に「妊娠しやすい体質」へと導くことができるのです。
とりあえず自分が気にしてることは
・基礎体温つける
・葉酸サプリを飲む
・カフェイン、アルコール控えめ(お酒はもともとそんなに飲めないけど)
・体(特に下半身)をなるべく冷やさないようにする
くらいかなあ…あと根菜を摂るようにしたりとかザクロ酢飲んでみたりとか。— ふー@妊活 (@who_ch_) November 30, 2016
妊活で試したことまとめ
○基礎体温(毎朝)
○排卵検査薬(D10~15)
○厚着(8月なのに長袖長ズボン腹巻き就寝)
○葉酸サプリ(毎日)
○娘に「お空で待ってる弟を呼んでもらえる?」と話しかける(迷信とはいえ信じてみるw)
○ツイやインスタで赤富士の絵を検索して見る— あお 25w♀ (@sasabuchiao) October 18, 2016
このことからも、葉酸は妊活中に欠かせない栄養素だと言えますね。体を作る細胞や血液というのは、だいたい3ヶ月~4ヶ月ほどで入れ替わると言われています。
基礎体温を直すには数か月かかる
そのため、基礎体温のガタガタを直すのにも3ヶ月~4ヶ月ほどはかかると思っていてください。
すぐに直るものではありませんが、定期的に葉酸を摂ることで基礎体温を上げて安定させ、妊娠しやすい体質へとなることができるでしょう。
また、葉酸には子宮内膜を厚くして着床しやすくするという働きもあります。
赤ちゃんの先天性の障害を防ぐためにも欠かせない葉酸が、妊娠しやすい体質作りにも重要な働きをすることが分かりました。
葉酸は食品にも含まれていますが、確実に摂るためには、やはりサプリメントからの摂取をおすすめします。
サプリメントの葉酸はモノグルタミン酸型葉酸という体内に吸収されやすい葉酸なのです。食品の葉酸吸収率が50%ほどなのに対し、サプリメントの葉酸吸収率は85%にまで上昇するのです。
妊活向け葉酸サプリメントもたくさんありますから、自分に合うものを選んで飲んでみてください。
もちろん、葉酸に頼るだけでなく食生活を含めた生活習慣の改善や見直しも忘れずに行いましょう。基礎体温が上がって安定してくれば、自然に妊娠できるのはもうすぐですよ。